おむすび日記

見なくていいです。

可愛い人

ふと今日思い出したことがあるので書いてみる。

この前バイトの休憩中に学生のAさん(かわいい)が私にこんなことを言ってきた。

「そういえば、ここのバイトの女の子って(可愛さ的な)レベルが高い人が多いですよね」というものだ。

確かに、レベルが高いと思う。

          以下理由(長いので読み飛ばしてください。)

実は最初、私はここの学生の可愛さになんとも思ってなかったのだが、最近大学の授業で暇になったとき周りを見回すと、(これは本当に申し訳ないのだが)私のバイト先って可愛い子多いんだなあと実感するのである。女子大生や私にありがちな、とりあえず塗ったくっとけばOKみたいな化粧をしている子がほとんどいないのだ。本当に本当に申し訳ないんだけど、一時期(現在も?)太眉・赤リップ・かきあげヘアーみたいなのが流行してて私の大学でもそれやってる子が結構いたんだけれども、あれはなんというか一歩間違えると汚らしく見える感じがするのだ。(ほんとごめんなさい。)本人は全然ブシャンティーでもなんでもないのに、化粧のせいでブシャンシャンになってるのをみると、匙加減って難しいんだなーって思ってしまう。

うちのバイトは(緩いけど)規則があるためか、一目で不快感を与えるような化粧をする人は一人もいない。いたとしたら私くらいだ。まあ皆元が綺麗だったり可愛いというのももちろんあるんだけれども、自分の顔立ちにおける長所を最大限に生かしたお化粧をしてる子が多い気がする。赤リップとかしてる子もいるけど、使い方が上手いから不快感を感じるどころか清潔感を感じる。とにかく、綺麗で清潔感がある子が多いのである。ほんと、可愛い人多いんっすよ!伝われ!

          終了

しかしここである一つの問題が発生した。

“私はこの問いかけに対してどう肯定すべきか?”という問題である。なぜなら、可愛い子多いですよねと答えるとその可愛い子の中にナチュラルに自分も含めていることになってしまい、凄く照れるし恥ずかしいのである。

Aさんの問いかけからこの問題に気が付くまでかかった時間は0.1秒。これ以上間をあけると、Aさんに「私はここの学生全員いまいち」と思ってる風にとらえられてしまうと判断した私は「あ~」と言いながら何回もうなづくことにより、いかにして可愛い子のくくりから私を省くか考える時間を稼いだ。

自分の容姿について冷静に考えてみた。可もなく不可もなくといった容姿である。しかし、身なり等には気を付けているし、化粧の技術にも力を入れている。さらに私の理想は言ってて恥ずかしいが黒髪清楚なお嬢様系である。もちろん見た目の何から何まで清楚系を意識している。そんなガチで女の子らしさ命みたいな女が「私は可愛くないですけどぉ☆」なんて言ったら私ブスすぎつらいのアレになってしまうのだ。そもそも21年間連れ添ってきたこの顔に結構愛着持ってるから、あんまり自分可愛くないとか言いたくないというのもある。

しかしコミュ症とは時に残酷で、私の望む、ナチュラルに可愛い子のくくりから私を省く魔法の言葉が思いつかなかったのである。

結局、ない頭をひねりだしたものがこちらである。↓

「あ~。まあ私は可愛くないですけど(Aさんが聞き取れないくらい早口で)、Aさん含めて皆さん可愛い人多いですよね!」

これで滞りなく会話は進んだ。(多分)

私は対戦相手が誰もいないこの勝負に勝ったのだろうか。明日はバイトなので機会があれば皆だったらどうするか聞いてみよう。なんか構成とか内容が変だったら申し訳ない。