おむすび日記

見なくていいです。

友達と私のお話

友達に久しぶりに会いに行った。とても楽しかった。

友は中学のときからの友達だ。一緒のクラスになったことは無かったが、職業体験みたいな授業でお互い同じ介護施設グループだったことがきっかけである。

なんでクソボッチの私が友と友達になれたのか偶に不思議に思うことがあるが、きっと考え方とか嫌だと思うポイントとか、そういうのが結構一緒だったからかなと思う。

お揃いの物を持ってみたり、やたら一緒の行動するのが凄く楽しいと思ったのは友位だろう。友の方もほいほい誰かとつるむタイプではなかったので私たちはすぐに自分たちの世界に入ることができた。

リップクリームだかグロスだかを唇の中央に塗るとプルップルに見えるという話は何故だか今でも覚えている。当時の私はおしゃれが出来なかったため話を聞くだけだったが、それだけでも凄く楽しかった。

考え方とかは似ているものの、友の方がアクティブで私がついていく感じだった。私たちの中学は給食が選択式で、予め1か月分まとめて注文する形式なのだが、一緒の給食を選ぼうと言ってくれたのは友だ。実際一緒に食べられるかはさておき、一緒の給食を選ぶのは凄く楽しかった。あと、帰りに一緒に雑貨屋さんに寄ったこともある。凄く楽しくて、友達と何かやる楽しさってこういうことなんだって思った。

あの楽しさは今でも忘れないし、もう学生として体験できないのが悲しい。

中学の時の楽しさはもう二度と味わえないけど、今度は大人だからこその楽しさを友と味わえたらなと思う。

 

全く話は変わるが、以前バイト先の子が「高校の同級生と付き合ったら元カノも同級生だったみたいで、略奪だと言われてほぼ全員のクラスメイトだった人たちに嫌われてしまった」と話してくれたことがある。

その時私は「別にそのクラスメイトは今後関わるわけでもなんだから別に嫌われてもよくない?」と言ってその場にいる全員から大不評を買ってしまったのだが、今ならあの子の悲しみが分かる気がする。